「ボディラインを引き締めたいけど運動する時間がない!」という人に、1日わずか4分、週3回のトレーニングで脂肪燃焼&持久力UPに効果的な「タバタ式トレーニング」をご紹介します。
ランニングマシンで1時間走れば確かにそれなりの運動量にはなります。
でもアレって結構退屈だったりしますよね?最近ではユニークなエクササイズやちょっと変わったトレーニングを提供しているジムもたくさんありますが、皆最低でも45分~1時間はかります。
今日ここでタバタ式トレーニングを知ったら、「運動する時間がない!」という言い訳は通用しなくなりますよ。
タバタ式トレーニングとは・・・
独立行政法人国立健康・栄養研究所の田端泉博士が考案したもので、「20秒運動して10秒休む」を1セットとして全部で8セット(4分間)行うトレーニング方法です。
運動はランニング、バイク、ジャンピング、スクワットなどなんでもよく、時間をきっちり守って行えば、4分間で持久力を高め、長時間トレーニングをしたのと同じ脂肪燃焼効果が得られるのだそう。
日本ではあまり聞きなれないトレーニングですが、海外では有名で、既に「タバタ式トレーニング」をもとに、音楽や器具を取り入れた独自のプログラムを提供しているジムも多数あるのだとか。
筋力と持久力を同時に鍛えることができるということで、アスリートにも人気が高いトレーニング方法なのだそうです。
どの程度行えばいいの?
「タバタ式」を取り入れているニューヨークのトレーニングジムでインストラクターをしているアマンダ・ヤングさんによると、1日4分を週2~3回行うのが理想的とのこと。
毎日やると体に負担がかかりすぎてしまうそうで、忙しい人にとってはちょうどいいくらいの頻度ですよね。
はじめからあまり無理をするのではなく、慣れてきたら20秒間、90%程度の力で運動をして10秒休むのがいいそう。
そしてトレーニング後はストレッチをしておくことを忘れずに。
他の有酸素運動との比較・・・
タバタ式トレーニングとエアロビクスやジョギングなどの有酸素運動と比較すると、他の有酸素運動の方が運動中の消費カロリーは高いそうです。
しかし、ヤングさんのトレーニングクラスの生徒で実験したところ、運動後の消費カロリーはタバタ式を取り入れたトレーニングの方が高いということが分かりました。
タバタ式を取り入れたトレーニングの方が他の有酸素運動を行ったときよりも、24~36時間後の休息時の代謝率が高いという結果が出たのです。
つまり運動中だけの短い時間よりも、運動後に長い時間をかけてカロリーを消費するので、結果としてトータルの消費カロリーが大きくなるというわけです。