神戸の事件の容疑者は友人にこう語った・・・。
神戸女児遺棄:「もう死ななあかん」容疑者、友人に
神戸市長田区の草むらで市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)の遺体が見つかった事件で、君野康弘容疑者(47)が逮捕直前に友人の男性宅を訪ね、「もう死ななあかん」などと話していたことが男性への取材で分かった。
警察官の訪問を受けたことも明かし、落ち着かない様子だったという。君野容疑者は兵庫県警の調べに黙秘を続けている。県警もこうした経緯を把握しており、事件前後の足取りを調べている。
男性によると、君野容疑者が神戸市内の男性宅を訪れたのは今月19日夜。「家の鍵をなくした」と話し、男性の部屋に2泊した。
11日から行方不明になっている美玲さんのニュースがテレビで流れると、君野容疑者は「警察からいろいろ聞かれた。ややこしくなってきた」と慌ててチャンネルを変えた。
事件への関与は明言しなかったが、「もう死ななあかん。会うのは最後や」と思い詰めた様子だったという。
男性は「まさか容疑者になるとは思わなかった」と話した。
また、君野容疑者は21日、男性と神戸市内の教会を訪れ、礼拝に参加した。
牧師によると、牧師が「罪は必ず裁きを受ける」という趣旨の話をすると、君野容疑者は落ち着かない様子だった。
礼拝後、「しんどいでしょう」と話しかけたが君野容疑者は返事をせず、目も合わさなかった。礼拝後の食事会ではあまり食べなかったという。